マッキーを使用したモノクロの絵、幾何学的な模様のライブペイント、インスタレーション作品、展示企画のキュレーション、音楽や映像を用いたショーの演出等、多岐にわたる活動を展開。
「アナログとデジタル」「自然と人間」等の相対的なテーマを扱い、視覚的効果や体感的効果を重視した作品作りを行なっている。
体感的要素を音楽が担うことも多く音楽家とのコラボレーションも多数。
酒蔵、寺、公園、廃ビル、エレベーター、旧日本銀行、広島県立美術館、東京都美術館、ギャラリー等、場所や形態を選ばず発表を行なっている。

展示場所:存光寺
作家:よこたよしき  YoshikiYokota
タイトル:現代的阿吽構造模型 (英題:AAA A-UN NNN)
コンセプト:あ-うん【阿吽】「阿」はロを開いて発する音声で字音の初め、「吽」は口を閉じる時の音声で字音の終り。
①万物の初めと終り。 ②対する物。 ③呼気と吸気。共に1つの事をする時などの相互の微妙な調子や気持ち。特にそれが一致すること。

A-un:The sound “a”is pronounced with an opened mouth ,and it is the first of the Sanskrit and Japanese alphabet.The sound“Un”is pronounced with a closed mouth,and it is the last of Sanskrit and Japane alphabet.
① Together, they symbolically represent the beginning and the end of all things.
② A pair against each other.
③ “A-un breathing”indicates an inherently harmonious relationship or non-verbal communication.

 

ヤマモトテルミ

六歳より前衛書道家竹澤丹一に師事
東洋書芸院 審査・理事
産経国際書会 審査
広島県水墨作家協会 理事
広島芸術学会会員 太陽社同人
広島、東京、ニューヨークで作品発表

展示場所:存光寺

作家:ヤマモトテルミ  TerumiYamamoto
タイトル:SAKURA HEARTS
コンセプト:今年まだ春浅い2月このお寺を訪れた、今回のテーマ「悠久」とお寺の庭の木から「桜のいのち」を墨で表現したいと思った。

In this early spring on February,l visited this temple and thought l want to draw“the life of cherry blossoms”with ink.The theme,“eternity,”and a tree in the yard of temple became my inspiration.

 

結城 香華(ゆうき こうか)

鯉水会・師範、日本書芸院・無鑑査
1989年 読売書法展 入選
2001年 ナショナルショールーム個展
2004年 宮島・宮郷ギャラリー個展
2006年・2008年 福屋デパート駅前店個展
2011年 南区民文化センター 生徒合同作品展
2014年 パリ・エキスポジャパン出展
2014年 ギャラリーG作品展
1990年~例年 福屋駅前店「日本の書出展」出品

展示場所:徳寿寺

作家:結城香華  Koka Yuki
タイトル:久遠(くおん)Ku-on
コンセプト:朱は神聖で縁起の良いものとされ、宮島の象徴である朱の鳥居をイメージし朱色を使用。丸の中に篆書体の漢字、空間に変体仮名で紀友則の歌を融合。墨の濃淡の曲線は過去と現代に繋がる果てしない軸を意味し歴史の変遷を表現した。

It is said vermilion color is lucky and sacred in Japan.Also,the color is used for Torii, the symbol of Miyajima.The seal script Kanji written in a circle,and a waka poem written by Ki no Tomonori with Hentaigana(obsolete hiragana).The curved lines with shade of ink mean an eternal axis leading the past and the present day.I expressed the transition of history.

 

美音異星人(びおんいせいじん)

98年豊島びおん(本名:豊島隆弘)が第1回岡本太郎記念現代芸術大賞展で「音感」を発表。その際の作品を使ってのパフォーマンスがきっかけで美音異星人が誕生する。美音発生装置である「美音マシン」を操作し、全身バネだらけのアーティスト養成ギプスを装着しアートダンスをするのが主な特徴。美音や身体性をテーマとした絵画、グラフィック、イラストレーション、音楽、映像なども随所で発表している。

展示場所:徳寿寺

作家:美音異星人   Bioniseijin
タイトル:HEART
コンセプト:空間の中で眠る人。自然が何も語らず静かに世を観ているのと同じように、静かに眠り、ある時を待つ。平和に共存できる世界を実現できる時まで。

A person sleeps in space.Just like the nature is quietly looking at the world without saying anything,he lies peacefully asleep and waits at one point.The time when they can achieve a world which maintains peacefull coexistence of all humankind.

 

佐伯 勲(さえき いさお)

1963年  東京阿佐ヶ谷美術学校デザイン科卒業船木棗月に師事
1996年より毎年12回東洋画道展に出品
2006年より3年連続全国水墨画公募展に入選

展示場所:真光寺

作家:佐伯 勲 Isao Saeki
タイトル:巡りても‥・めぐりてもNo Matter How Much It Runs Through…
コンセプト:細胞は常に新しく生まれかわり続ける。この絵は肺循環と呼ばれ、二酸化炭素と新鮮な酸素を交換する「血管内皮細胞」をイメージしている。本堂は得度を授かる「場」三界六道から生まれかわり続けること。本堂の入口に内部と共通した「廻りめく世界」を表現しようと思いを馳せた。

Cell renew all the time.This image is called “the lung circulation”which is about endothelial cells.The main hall of temple is supposed to be where you enter the Buddhist priesthood.It means to keep being reincarnated from the three realms of existence and the six realms.The temple’s entrance of main hall has a reincarnation world in common with the inside of human’s body.That’s what I wanted to express here.

 

佐々木 一則(ささき かずのり)

1945年  広島県生まれ
1988~1989年  ヒロシマ・アートウィーク88展・89展
1994年  アジアひろしま美術大賞展 奨励賞
2002年  第17回国民文化祭・夢フェスタとっとり 入選
2003~2006年  県美展 奨励賞(2回)
2007年~2009年  個展(てんぐスクエアー)
2008~2010年  ひろしまナイト大賞(優秀賞)(3回)
2013年  新地ギャラリー個展/ギャラリーG個展
2015年  日本現代工芸美術展

展示場所:真光寺

作家:佐々木一則  Kazunori Sasaki
タイトル:「きずな」Bond
コンセプト:生命をひきつぎ 又 次世代へとひきつぐ、家族の愛を「絆」で表現したものです。ステンレスの堅いイメージを球で優しさを出した作品です。

I expressed the bond of family’s love that is reproduced in and carried on the next generation.The sphere is for softening the impression of solid stainless materials.

 

村上 忠士(むらかみ ちゅうし)

墨韻会同人、広島県水墨作家協会理事
広島市立小学校非常勤講師
広島県美展優秀賞1・奨励賞3、
毎日書道展秀作賞3、公募「広島の美術」入選4
米国・ロズウェル市文化芸術センター
米国・ハーゲンス芸術センター 出品

展示場所:不動堂

作家:村上忠士 Chushi Murakami
タイトル:悠遠youyuan
コンセプト:中国語「悠遠」youyuanピンイン。時間的、空間的に想像を絶するほど、はるかに遠い、正に宮島古寺めぐりにふさわしく 「悠久」をテーマに制作した。文字は、作家が長年研究した古代文字から現代の文字に置き換えてみた。金の粉を振りかけることにより、より一層宇宙空間が見出せる。現代作家の今である。

Youyuan means by the remoteness.These letters are written with contempory characters through the chirographer’s study of ancient characters.The gold powder helps to make it look more cosmic.It is the present moment of a contemporary artist.

 

学校法人 常翔学園 広島国際大学 講師
公益社団法人 二科会 会員
一般社団法人 日本美術家連盟 会員

昭和51年 1976 広島県に生まれる(高校卒業まで大阪府に在住)
平成17年 2005 広島市立大学大学院博士後期課程修了
平成15年 2003 東広島市現代美術プログラム2003白市DNA
(2006安芸津/ 2009志和堀/ 2012宇山)
平成16年 2004 二科選抜作家ニューヨーク・ハワイ巡回展
平成18年 2006 個展「正司強作品展-THE NUDE-」(2013)
富士火災アートスペース2006 (2007/ 2009)
平成19年 2007 第59回広島県美術展  (60回/61回/62回/63回) 
平成20年 2008 第43回昭和会展 招待出品/第21回東広島市美術展(22回/ 23回)
平成21年 2009 二科受賞作家選抜展-今・輝く二科-
平成23年 2011 トリエンナーレ東広島2011-郷土・招待作家展
平成27年 2015 八千代の丘美術館第14期入館作家  
その他、個展グループ展など多数

展示場所:不動堂

作家:正司 強  Tsuyoshi Shji
タイトル:ねえ、見てみんさい。Hey,take a look.
コンセプト:大人って、ちょっと冷めた感じがする。そんな大人もちょっと子供の視点・世界観で物事を見て考える事が出来たら、現在見ている景色が全く違う景色に見えるかもしれない。新しい考えが閃くかもしれない。新しい自分の一面が見つかるかもしれない。それってステキなことだと思う。

Adults look a bit cold.However, if such adults can think and look things through the lens of children,they might be able to see the world differently.They may have a flash of inspiration.New favorite part of themselves might be found.I think it is such a cool happening.

 

Fanny Harlan (ファニー ハーラン)

1993年 ドイツの小さな町、ノイスに生まれる
シュタイナー学校を卒業後、2013年にHochschule Hannover に入学し、写真報道学と記録写真学を専攻する。
2015年9月より現在まで広島市立大学に留学中。

展示場所:宝寿院

作家:ファニー・ハーラン  Fanny Harlan
タイトル:How are we influenced by the past?
(和訳:「私たちは過去からどう影響を受けているだろうか?)
コンセプト:自分は誰なのか。これからどこへ向かうのか。答えを探すために、自分より前の世代が自分の人生にどんな影響を与えているのだろうかと考えた。私と母親と祖母、20代の女性としてのそれぞれの人生を重ね合わせてみる。

I’m often confronted with the question:who am I? With that question in mind I also think about my mother’s and grandmother’s lives.When they were in their 20’s they were married and had children.I live a completely different life-studying,travelling,being on my own.But as I believe in time in a circular way I am sure those earlier feminine generations also have an effect on me and mine right now.I’m searching for the influence of the previous generations on my life.

 

福島 俊を(ふくしま としを)

1984年・1988年 「広島の美術」入選
2006年 第4回廿日市景観づくり大賞( 宮島・ぎゃらりい宮郷)
2006年・2009年・2012年 東広島DNA展
2008年・2010年  広島市街づくりデザイン賞受賞
2014年 しまのわ2014宮島しまあかりアートプロデュース
2015年 ひろしま3都道めぐりアートプロデュース

展示場所:宝寿院

作家:福島俊を  Toshio Fukushima
タイトル:悠久の風を見る See the Eternal Wind
コンセプト:遥か昔より、霊峰彌山から吹き降ろす風は、森羅万象の命を育ててきた。その悠久の風を見て、感じて、思いを馳せてみては‥・

Since time began,the wind blown down from the sacred mountain, Misen,has nurtured the life of universe.See,feel,and focus on the eternal wind‥.

 

中山 なぎ(なかやま なぎ)

1990年 広島県廿日市市出身
2014年  アメリカ合衆国イリノイ州コロンビアカレッジシカゴアートマネージメント学部卒業。 中学生時代より、福島俊をのもとでアシスタントとして活動。
アメリカ学生時代には彫刻家バーバラ・クーパーのアシスタントとしてインターンシップをする。

展示場所:宝寿院

作家:中山なぎ  Nagi Nakayama
タイトル:マンダラMandala
コンセプト:マンダラとは菩薩や神々、あるいは個々の中にある宇宙観を表す。自分なりのマンダラを作ってみること、そして立体的に作ってみることで自らを俯瞰しようと試みた。有機的空間に投ぜられた無機質の感情とは。

Mandala is an image of the Buddhist saints and gods, or the individual cosmology.I tried to overlook myself through the process of creation and by making it as three-dimensional.I wonder how the feeling of an inorganic medium thrown into the organic space is.

 

横山 悠水(よこやま ゆうすい)

第56回広島県美術展大賞受賞
日本書芸院漢字二科審査員
日本書芸院かな無鑑査
正筆会理事、陽水会会員
広島県書美術振興会評議員

展示場所:光明院

作家:横山悠水  Yusui Yokoyama
タイトル:前程万里 A Bright Future Awaiting One
コンセプト:前途洋洋として、望み叶うこと

 The meaning of written letters is the endless and hopeful future awaits us.

 

鳥谷部 圭子(とりやべ けいこ)

第8回公募「広島の美術」佳作
第45回朝日陶芸展 入選
第41回女流陶芸展公募展
京都府知事賞
第46回朝日陶芸展 奨励賞
国際陶芸展美濃‘14 入選
1999年 てんぐスクエア、広島市水の国/MUSEUM104°、島根県
2006年(2012年) ギャラリーG、広島市
2013年 オリエンタルホテルデザインギャラリー、広島市
2015年 第14期八千代の丘美術館入館、安芸高田市

展示場所:光明院

作家:鳥谷部圭子  Keiko Toriyabe
タイトル:空の記憶(くうのきおく) Memory of Emptiness
コンセプト:我々が生きた証をどのように残すか考えてみた。食事をし、仕事に忙しく働き、学び、子育てをし・‥起きている間は常に活動しているが、その瞬間を切り取ることはできない。それを形にしてみたらどうなるかという試み。

I wondered how we will make a mark that we are alive.We consistently stay active while we are awake,for example;eating,working hard ,learning,and raising children,but we cannot crop any of those moments.It is a trial what if I turn the moment into a shape.

 

夏目 暢子(なつめ のぶこ)

榊莫山門下
墨象展大賞 墨の芸術展大賞
公募「広島の芸術展」
銀座「清月堂画廊」三人展
広島芸術学会展 水墨作家協会展
ドイツ・ハノーバー交流展 韓国交流展
個展(福屋術画廊・ギャラリートミタ・尾道孔雀荘等)
アトリエ夏目仲間たち展
安田女子大学非常勤講師

展示場所:宝寿院

作家:夏目暢子  Nobuko Natsume
タイトル:祈りPrayer
コンセプト:宮島は日本三景と世界遺産の聖地です。一方、毛利元就と陶晴賢との厳島合戦や平家と源氏の戦いなど、時代の流れの中で、血なまぐさい歴史でもありました。私の作品はこの島と原爆で亡くなられた人々の霊を祈ったものです。

Miyajima is a sacred land as the world heritage site and one of the three most scenic spots in Japan.On the other hand,in the flow of time,there were bloody histories such as the Battle of Miyajima between MotonariMori and Harukata Sue or the war of the clans of Genji and Heike.This is my artwork praying for the spirits of victims of those battles and the atomic bombing.

 

徳持 耕一郎(とくもち こういちろう)
1982年
創形美術学校版画科卒業
1985年
第1回和歌山版画ビエンナーレ展(和歌山県立美術館)
1986年
第8回フレヘン国際版画トリエンナーレ展ブダペスト国際"Art of Today '86
1989年
個展(NYグリニッジ・ビレッジOpen House Gallery)
1998年
パナソニック・アートコンペティション in NY(ジャズ・ギャラリー)
2001年
作品展「Figures」(岡山県奈義町現代美術館)

展示場所:大願寺

作家:徳持耕一郎 Koichiro Tokumochi
タイトル:“400年の時を経て”After Four Thousand Years
コンセプト:400年の時を経てこの場で出会う浮世絵美人と女性ボーカリスト。よく見ると3D。お寺という空間に馴染む着物姿が江戸と現代をつなぎます。

The encounter of an Ukiyo-e portraying beautiful woman and a female vocalist at this place after four thousand years.Now that you look closer,it is three-dimensional.The kimono figure,that suits temples,connects the Edo period with the present day.

 

藤村 満恵(ふじむら みつえ)

前衛書道家 竹澤丹一先生に師事
太陽社同人産経国際書会審査員
東洋書芸院同人会員
映画「天地明察」のエンドロールのタイトルバックに使用される。

展示場所:大聖院 8:00~17:00

作家:藤村満恵  Mitsue Fujimura
タイトル:円相Enso
コンセプト:大聖院は願いや悩みをかかえて訪ねられる人たちを 優しく そして 力強く受けとめ 解決してくれます。円相は宇宙全体を象徴的に表現されたもの。全てのものに通じると信じて 円相を一気に描いてみました。
Daisho-in gently and dynamically accepts and takes care of those who has wishes and worries.The Enso symbolizes the universe.I believed it connect with everyone and drew an Enso.

 

桑田 覚(くわた さとる)

1991年
個展「鉄の捧げしもの」Vo1.Vo2
( ヤマハリビングレディ)
2004年
「 医療と美術」(広島大学付属病院)
2008年
「 鉄で造る、桑田覚/村中保彦展」
( 廿日市美術ギャラリー)
2011年
個展「花と人」(広島そごう)
2014年
個展「鉄のささげもの」
( 天満屋美術画廊、八丁堀アルパーク店)

展示場所
大聖院 8:00~17:00

作家:桑田 覚   Satoru Kuwata
タイトル:YAMATA-NO-OROCHI(八俣遠呂智)
コンセブート:かがり火のための鉄器。銘して「YAMATA-NO-OROCHI」。火種を巡る大蛇と草薙の剣の形をした火かき棒の組み合わせです。『古事記』のワクワクする神話の世界を表現しています。

The ironware for a bonfire, called YAMATA-NO-OROCHI」(eight-forked serpent).The combination of a big snake and a poker which is the legendary Japanese sword-shaped(kusanagi noTsurugi).I expressed the exciting world of myths from Kojiki(Records of Ancient Matters).

 

 

 

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